Multicore Association

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MULTICORE ASSOCIATIONについて

技術者は、マルチコアベースのシステムやマルチプロセッサ・システムを長いこと設計してきました。ところが、現在に至るまでそこで用いられるインターフェースや開発ツールは汎用性のない独自のものでした。このアプローチは一つの実装上で用いる限りはうまく機能します。しかし、マルチコアが優勢になり、多くのベンダがソリューションを提供するために協業するに伴って、業界標準のアプローチは、その必要性が緊急の課題となり、多岐のアプリケーションでマルチコアシステムを実装する上で、より重要となっていくでしょう。

マルチコア・アソシエーションはマルチタスク並びに通信APIsとデバッグ機能にまず着目しました。このアソシエーションの目的は、すべての関連するマルチコア標準化の課題を議論し、解決するためのフォーラムを提供することです。究極的な目標は、会員の顧客がマルチコアベースの製品の市場投入を加速することを助け、特に、会員に対して、彼らの顧客の製品がマルチコア・アソシエーションの確立した標準と互換性があるかどうかを認定できる能力を身に付けさせることです。

標準APIの確立によりマルチコア・アーキテクチャに関する革新を阻害する意図はありません。またアプリケーションに内在する並列性を反映したこれらのAPIは、任意の他の団体によるアイデアや差別化を制限するものでもありません。

後にマルチコア・アソシエーションとなるグループの最初のミーティングは2005年5月16日にサンノゼで開催されました。その席上、参加者は、プリゼンテーションを行い、標準化の必要なマルチプロセッシングの主要な課題について討議を行いました。プリゼンテーションと課題は以下のようになります:

―マルチプロセッサ・デバッグおよびオンチップ計測;ファースト・シリコン・ソリューションズ社
―FPGAプラットフォームにおけるマルチプロセッサ・アーキテクチャの再考;ザイリンクス社
―マルチプロセッサ・システムの性能モデリング;シノプシス社
―SMPアーキテクチャにおける自動ロードバランス;エクスプレス・ロジック社
―アプリケーション/アルゴリズムの分割;ポリコア・ソフトウェア社
―マルチコア環境におけるプロセッサ間通信;ウィンドリバー社
―ヘテロジニアスな組込み向け分散システムへのサポート;フリースケール社
―プロセス間/スレッド間通信向けソフトウェアAPI; ポリコア・ソフトウェア社
―MIPS MTアーキテクチャにSMP Linuxを実装する方法;ミップステクノロジーズ社

たとえば、ポリコア・ソフトウェア社CEOのスヴェン・ブレマ氏はチップ、ボード上、または分散度の高いシステムにおけるプロセッサ間通信を実現する場合、アプリケーション・プログラムを書き換えてはならないと主張しています。ブレマ氏は、「これを実現するメカニズムにはオープンな標準化とAPIが必要です。一つのソリューションですべての要求を満足することはできません。お互いに協力しあうことでスケール・アップ、スケール・ダウンを簡素化し、インターオペラビリティを実現するAPIを開発することができるのです。」と述べています。

さっそくマルチコア・アソシエーションの会員になり、マルチコア革命に乗り遅れないようにしましょう。入会方法はこちらまで

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